ナンパジプシー 〜破滅に向かって〜

至高のシロートを探して

やよいヒルズ青春白書〜第2話〜

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前回のブログから俺が20年以上前にすべてを賭けた女、のりこ様の事を書いている。

本当に彼女の事を思い出すのは苦しく記事にする作業は容易ではない。

しかしナンパブログである以上、読者の方にはRYOのルーツを知ってもらいたい。

淡い記憶を遡りながら、やよいヒルズ青春白書として連載していく。



199X年関東の片田舎


のりこ様との出会いは中二の時だった。

携帯もポケベルもない時代だ。

1990年代初めの日本はまだアメリカによる人口地震や金融テロなどで侵略される前だった。

中二になりクラス替えがあり隣の席になったのがのりこ様だ。

中学生なのに茶髪で内田有紀似ののりこ様は少し派手目のギャルが入っていた。

もちろん、そんなルックスだからクラスでも大人気。

当時からモテる要素が何一つない俺は隣の席だが無視されて終わりだろうと思っていた。しかしのりこ様は積極的にトークをしてきてくれた。

それまでの人生で女子に話かけられる事など皆無だった。

学級の行事などで事務的にトークをする事はあったが・・

のりこ様と過ごす学校生活は正に天国であった。

授業はもちろん給食まで一緒に食べられる。お気に入りのキャバクラに毎日通っているようなものだ。

今、思い返してみてものりこ様と過ごしたこの数ヶ月は人生で最高の時間であった。

のりこ様とは流行りのドラマ、音楽、部活についてなどあらゆる事を語り合った。


はあぁぁぁ、のりこ様ぁぁ


のりこ様イチバン

のりこ様天才

のりこ様マジ天使


日に日に彼女に対する想いが強くなっていった。

だが告白などして付き合おうなどという気は全くなくのりこ様と同じ空間で過ごせる事に喜びを感じていた。

しかし、のりこ様との楽しい時間は終焉を迎える。

次の席替えで離れ離れになってしまった。

席が離れてからは彼女に話かけられる事もなくなり寂しい日々に戻ってしまった。

考えてみれば当たり前だ、今までは席が隣だから話かけてもらえただけ。

そう考えると学園生活も色彩を欠いた灰色に染まっていった。


続く